2017年11月29日水曜日

12月のおたより

毎日はらはらと落ちていた枯葉も残り少なくなり、はだかんぼうになった枝が少し寂しそうです。しかし、リリアハウス横の大根畑を覗いてみて下さい、青々とした葉が繁り、大根がにょきにょきと伸びています。寂しいばかりではないですよ、寒さもいいことがありますよと言っているようです。花壇にはチューリップの球根を植えました。春に咲くことを想像しながら、こんな硬い球根の中に命があることの不思議さを感じたり、温かくなるように土のお布団を優しくかけたりしました。
キリスト教では毎年クリスマス前の週間を待降節と呼び、幼子の姿で私たちの間に降りてこられたキリストの誕生を祝う準備をします。緑の枝のリース(待降節の輪)にろうそくが立てられて、週ごとに一本、また一本と灯りが点されると、クリスマスが近づいたということになります。ろうそくの灯りがクリスマスを迎える心の準備を告げています。園ではそれぞれクラスで決めたやくそくを守ることが心の準備となります。イエス様に喜んで貰えるこどもになることを考えてカードに書いてろうそくに下げます。玄関に待降節の輪が下げられますからお寄りになってご覧下さい。遊戯会では、聖母マリアが幼子イエスを腕に抱かれた喜びの日を、ゆり組が演じて見せてくれます。

~この時期の教育・保育のねがい~
友達と一緒に作り上げる楽しさや達成感を感じられるようになる


11月はたくさん製作活動をしました。その時に、自分が作ったものを先生やお家の人や友達に褒めてもらったり、友達と作ったものを見せ合って会話したり、力を合わせて作り上げたりして、達成感を感じてきました。12月はお遊戯会の準備をしながら、歌や演技、踊りなどで自分を表現したり、友達と一緒にやることを快く感じ、やり遂げた喜びを感じられるよう保育したいと思います。