豆まきの会を行いました。
園長先生から
鬼はひいらぎとイワシ
が嫌いと教えてもらいました。
鬼が来ないように玄関と
各クラスの間に飾ります。
鬼が来ても、これがあれば大丈夫!
”赤鬼と青鬼のタンゴ”
の踊りを踊りました。
♪秋風の はっ!
忘れ物 はっ!
夕焼けピーヒャララ はっ!♪
元気に踊ります。
年女の先生と
1月生まれの子ども達が
「鬼は外!福は内!」と言いながら
豆を投げます。
豆を拾っていると…
突然鬼が!!!!
赤鬼が来ました!
「鬼は外!福は内!」
大きな声で言い豆をぶつけます。
怖くて怖くて、
鬼に見つからないように隠れる子。
豆を一生懸命拾う子。
鬼が来ないように
大事にひいらぎとイワシを持って
離れたところで鬼の様子を見る子。
沢山豆を投げられ、
大嫌いなイワシを投げられ、
鬼は帰って行きました。
怖かった!
嫌だ!
また来るよ!!
もう帰る!!
泣いている子ども達が沢山いました。
表情が固くなっていました。
もう来ないように
クラスの窓からも豆を投げます。
鬼は外!!福は内!!!
さっきよりも大きな声で
もう来ないでね!!
と言う思いを込めて
豆を投げました。
鬼は熱い豆も嫌い。
ホールで豆を炒りました。
香ばしい香りがしてきました。
炒った豆を、年の数食べると
病気にならず健康に過ごせます。
子ども達と一緒に食べました。
「固いね~」
「不思議な味するね」
「おいしい!!」
子ども達の表情がやっと
やわらかくなってきました。
するとそこに
福の神が来てくれました!
幸せを運んできてくれたのです。
頭をさげます。
これで一年幸せに過ごせます。
胸に手を当て
「もう大丈夫。大丈夫」
と気持ちを落ち着かせます。
泣いていた子ども達も
「もう来ないね!」
「来年は玄関に鍵閉めよう!」
と、会が終わる頃には笑顔が出てきました。
子ども達はとっても怖い思いをしました。
びっくりしました。
怖かった思いを受けとめ、
心のケアをしていきたいと思います。
しばらく鬼の話しをするかも
しれません。
「そうだね、怖かったね。」
「嫌だったね。」
と気持ちを受け止めてあげて下さい。
そして、
「もう山へ帰ったよ。”大丈夫”」
と伝えて行きたいです。